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2024.02.12

なつかしの優秀映画鑑賞会

2024.02.12

ホール

純情と獰猛さが入り混じった青春の一瞬を、気鋭の監督たちが鮮やかに捉えた青春映画、
恋愛映画の秀作を一気に紹介します。どうぞ、たっぷりとおたのしみください。



【上映作品】
●10:00~11:36(96分) 櫻の園
桜の咲く頃、学校創立記念日の恒例行事としてチェーホフの戯曲「桜の園」を上演しようとする女子高校の演劇部。
原作である吉田秋生の漫画作品ではそうした演劇部員たちの春夏秋冬を描いている。
つみきみほ、中島ひろ子といった若手女優の好演もあって各方面で高く評価されたこの作品は、その年の「キネマ旬報」ベストテンの第1位、
監督賞、脚本賞ほか多くの賞を受賞し、現代日本映画の名作としての地位を獲得している。


●11:46~13:17(91分) 八月の濡れた砂
揺れ動く若者の行動と心理を硬質なタッチで瑞々しく描いた青春映画の名作であり、藤田敏八監督の初期の代表作である。
主人公たちの<大人>に対する不信と反抗の姿勢は、この種の映画に特有なものであると同時に、学生運動などで大きく揺れ動いた1960年代後半の時代の気分を色濃く宿したものと言える。


●13:27~14:49(82分) 伊豆の踊子
青春小説の名作として知られる川端康成の同名小説の映画化。山口百恵は1970年代のアイドル歌手で、絶大な人気を誇っていた。
相手役となる一高生役は公募され、まだ無名だった三浦友和が抜擢された。この後二人は「百恵=友和」のゴールデンコンビとして12本の作品で共演し数々のヒット作を放ち、1970年代青春映画に大きな足跡を残した。


●14:59~16:59(120分) 忍ぶ川
三浦哲郎(1931-2010)の自伝的な同名小説(第44回〔1960年下半期〕芥川賞)を映画化したもので、『帝銀事件 死刑囚』(1964)や『日本列島』(1965)などの社会派映画の監督として名を馳せていた熊井啓監督が、長い準備期間を経て完成させた恋愛映画の秀作。
主演の栗原小巻が、優しさと芯の強さをあわせ持つ女性を熱演して高く評価された。「キネマ旬報」ベストテン1位。



◆公演日時◆   
2024年 2月12日(月・振休) 10:00~16:59
※ノンストップ上映となっております。
※入場時間は自由でいつでもご覧いただけます。  


◆公演会場◆
東近江市立八日市文化芸術会館 大ホール


◆料金◆(全席自由・税込み)
入場料 500円
※当日販売(事前の販売はございません。当日窓口にてお支払いください。)



◆問合せ◆
八日市文化芸術会館
TEL 0748-23-6862 / IP 050-5801-6862

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